こんにちは。
神戸三宮のダイエット専門パーソナルトレーニングジム「GRANdy」代表の阿部英明です。
今日は、「心地よいダイエットのペースを守ったほうが、最終的に大きな成果が生まれるよ!」という話をしたいと思います。
ダイエットはよく”マラソン”にたとえられます。
100メートルダッシュのように走るより、マラソンのようにペースを抑えて走る方が、結果として長い距離を走れます。
ダイエットの場合は、ゴールが人によってまちまちです。
例えば、
2キロだけ落としたい人と、
10キロ以上落とさないといけない人、
ゴールまでの距離が全然違うので、同じペースでダイエットできるはずもありません。
当然、ゴールまでが遠い人のほうが、最後まで走り切れるようなペース配分が必要になります。
とは言っても、ゴールまでが遠い方がダイエットに対する「緊急性」が高くなります。
つまり、
めっちゃ太っている人ほど、「とにかく早く痩せたい!」「すぐにこの状況を打破したい!」と思っちゃう、ということです。
そりゃそうですよね!
私がそうでしたから!
「太ってて恥ずかしい」
「早く痩せたい!」
って思っていましたよ。
1か月に2キロ減と3キロ減は、ペースに雲泥の差がある
私の場合、普通の体型になるためには、20キロ以上落とす必要がありました。
(私は身長166センチ、当時の体重は92キロ)
標準体重は60キロなので、そこまで行くには30キロ以上!
筋トレしてたのでそこまで落とすのは無理でしたけど。
(体脂肪0でも60キロにならないです)
肝心のダイエットなんですが、
筋トレをするのはもちろん、
「栄養管理法」
でダイエットをしていたので、
すぐにペースをつかむことができていました。
無理のないペースは、1か月につき、体脂肪2キロ減でした。
とても順調な反面、物足りなさも感じていました。
だって、
このペースだとゴールまで1年以上かかるんですから!
「1か月2キロを、3キロにしたら…」
と何度も考えて、実際に実行もしました。
簡単な算数です。
1か月2キロ減。
これを、1日当たりのカロリーに換算すると、500キロカロリーになるんですね。
要するに、1日500キロカロリー消費し続ければ、1か月で体脂肪が2キロ減る、ということ。
1日のカロリー消費を、500→750にしたら、3キロ減になるわけです。
たった250キロカロリーです。
(おにぎり1個くらいのカロリー)
簡単そうじゃないですか!?
でも、すでに500減らしてるところから、さらに250減らすわけです。
しかもそれを何か月も継続しなければ、意味がありません。
数日なら可能だったけれど、ずっとは無理でした。
なんどかチャレンジしたけど、上手くいかなくて、
結局、1か月2キロ減のペースで落ち着いて、
1年ちょっとかけてゴールまでいきました。
(最終的に26キロ減でした)
1日500キロカロリー減の生活は、私にとっては”心地よいジョギング”くらいのペースだったんです。
このペースを1.5倍に早めたら、そりゃあすぐにバテてしまいます。
もちろん、人によっては1か月3キロ減でも、4キロ減でも行けると思います。
けれど、それは私にとって心地よいペースじゃありませんでした。
「早く痩せたい!」という焦りはもちろんありましたが、ペースを乱して台無しにするわけにはいきません。
誰かと競う必要もないし、進みさえすれば確実にゴールには近づくわけですから。
心地よく走れるペースをつかむのが大事だと、実感しました。
あなたは、自分の心地よくダイエットできるペースを知っていますか?
私はよくパーソナルトレーニングでお客様にこんなことを尋ねます。
「つらくないですか?」「我慢してませんか?」
です。
「つらい」と答えられたら、日々の食事目標を緩くして、ペースを落とします。
逆に、「余裕ある」との答えなら、相談しながらペースを速めることもあります。
でも、結果が出ているなら無理にペースをあげる必要はないです。
そのまま行きましょう。
ダイエットでもランニングでも、心地よいと感じるペースは人それぞれです。
心地よいペースを見つけて、一歩一歩ゴールを目指しましょう!
GRANdyは神戸三宮の予約制のパーソナルジムです。
完全個室のプライベート空間で、
人の目を気にすることなくトレーニングしていただけます。
あなたが理想の体型を手に入れるまでサポートいたします。