「ダイエットは食事が9割」って言われます。
たしかにその通り。でも、だからって極端な食事にしてしまうと、ちょっと大変です。
たとえば、毎日ささみとブロッコリーだけ…とか。
それで結果が出たとしても、きっと途中でつらくなってしまう。
そしてその反動で食べすぎて、結局リバウンド。そんな経験、ありませんか?
だから僕は、「たまには好きなものも食べていい」と思っています。
その方が、ずっと続けやすいから。
うちのジムに通ってくれたある女性も、そんなふうに“上手にゆるめながら”ダイエットを続けた方のひとりです。
たくさん食べなくても、ちゃんと満足できる
40代の女性で、甘いものもお酒も大好き。
若い頃と比べて10kgほど体重が増えてしまって、「どうにかしたい」と来てくれました。
でも、厳しすぎる制限は長く続かないことを、彼女自身よくわかっていたんです。
だから、自分に合う“ちょうどいいルール”を一緒に考えました。
・お酒は1日1杯まで(缶なら350ml)
・チョコレートは1粒だけにする
・その代わりに、ちょっといいチョコを選ぶ
こうすることで、「たくさん食べないと満足できない」という思い込みを手放せるようになっていきました。
満足感を“量”ではなく、“質”で満たす。
これ、すごく賢いやり方だと思います。
無理をせず、でも着実に変わる
そんな工夫を続けた結果、5ヶ月で9kg減。
6ヶ月目には、目標だった10kg減を達成できました。
その後、引っ越しのタイミングでジムは卒業されましたが、2年たった今もリバウンドせずにキープできているそうです。
「量から質へ」満足感の視点を変えるだけで、無理のないダイエットに変わることもある。
ちょっとした意識で、心も体も整いやすくなります。
ぜひ、あなた自身の生活にも取り入れてみてください。