こんにちは。阿部英明です。
神戸三宮のパーソナルトレーニングジムGRANdy(グランディ)の代表兼パーソナルトレーナーをしています。
今日も見てくれてありがとうございます。
ダイエットのときに意外と困るのが、
外食ではないでしょうか?
私はダイエット中でも、
いろんなものを食べに行っています。
中には、
「これはいくら何でもダメでしょう!」
というものまであります。
でも、ダイエットに支障は出ていません。
むしろ、
コレがあるから頑張れているようにも
思えています。
【目次】
理想の栄養バランスと、外食の栄養バランス
これはもう・・・
絶望的なくらい差があります。
私自身のダイエットのときの
食事1回あたりの栄養のバランスは、
- タンパク質40g
- 脂質15g
- 糖質50g
が理想なのですが、
外食ではまず不可能です。
これから私がダイエット中に実際に食べた
外食の事例を出すので比べてみてください。
女性の方でしたら、
以下の数字を参考にして見てください。
【ダイエット中の女性の1食当たりの栄養バランス】
- タンパク質25g
- 脂質15g
- 糖質40g
ダイエット中の外食の実例
※栄養成分は予想値です
【スパゲッティジェノベーゼ】
- タンパク質:19g
- 脂質:40g
- 糖質:73g
このパスタは、オリーブオイルの量が多くて、
これ1品で3食分の脂質を
ほぼ取ってしまいます。
和食に比べて洋食は、
脂質の量が異常に多いことがあるので気を付けたいです。
定食系
【ビフカツ定食】
- タンパク質:23g
- 脂質:20g
- 糖質:67g
こちらも洋食ですが、
定食になるので、
パスタ単品よりは栄養バランスに優れます。
ライスは小(100g)を選びましたが、
ポテトサラダ、マカロニ、カツの衣も糖質のため、
糖質量は多くなってしまいます。
おかずの内容を見て、
ご飯の量を決めるようにしましょう。
ご飯は多ければ残します。
【アジフライ定食】
- タンパク質:20g
- 脂質:15g
- 糖質:85g
アジフライは1匹だけなので、
脂質は15gと抑えられて丁度良い量です。
ただし、タンパク質は足りません。
(プロテインで補えばOKです)
ご飯の量が多すぎる場合は残します。
次に行くときは、「ご飯少なめで」と注文します。
【トンカツ定食】
- タンパク質:39g
- 脂質:42g
- 糖質:129g
タンパク質だけは理想的な量が取れます。
が、脂質と糖質はいくら何でも多すぎます!
タンパク質に合わせて食べると、脂質と糖質が多くなりすぎる
という分かりやすい例ですね。
ご飯は全部残しました。
ソースも半分残しました。
この赤いソースは、
ケイジャンソースというひき肉を使ったピリ辛ソースなので、
脂質が多くなっています。
普通のトンカツソースにすると脂質は15gほど減らせます。
ただし、トンカツソースは糖質が多めになります。
【カツオのたたき定食】
- タンパク質:35g
- 脂質:9g
- 糖質:78g
カツオは脂質をほとんど含まないので、
ダイエット中でも安心して食べられます。
タンパク質も脂質も、理想的な量になっています!
ご飯の量が少し多いのですが、
一般の人はダイエットしてないので仕方がないです。
ダイエットが終われば全部食べますが、
ダイエット中は少し残すことになります。
ファストフード系
【チキンタツタ】
- タンパク質:18g
- 脂質:17g
- 糖質:39g
タンパク質が少ないけど、他は意外と悪くないです。
ポテトをつけると脂質と糖質が跳ね上がるので注意です。
ポテトMはこんな感じです↓
- タンパク質:5g
- 脂質:21g
- 糖質:51g
サイドメニューを選ぶなら、野菜サラダがオススメです。
【ホットドッグとフライドチキン】
- タンパク質:32g
- 脂質:37g
- 糖質:48g
ソーセージはタンパク質ぽいですが、脂質のほうが多いです。
フライドチキンは皮を取ると10gほど脂質が減らせます。
【パンケーキとチーズフォンデュ】
- タンパク質:54g
- 脂質:88g
- 糖質:162g
2名で分けたので、私が食べたのはこの半分です。
半分だとしても、
栄養バランスがヤバいです。
でも、
どうしても食べたかったんです。
これらを食べても痩せられる
これらはすべて、
私がダイエット中に食べていたものです。
正直、褒められた食べ方ではありません。
でも、ちゃんと痩せています。
「阿部さんだから痩せれるんじゃないですか?」
と思われるかも知れませんが、
そうではありません。
お客様も同じように結果を出しています。
なぜ外食しても痩せるのか?
あなたは、1週間に何回の食事をとっていますか?
1日3食なら、1週間で21食ですよね。
1週間に1~2回外食したとしても、
食事全体に与える影響は、
実は微々たるものです。
もし痩せないとしたら、
問題点は外食よりも、
普段の食事の方にありそうです・・・
運動後のタイミングだと太りにくい
運動をすると、
筋肉はエネルギー補給が必要になります。
筋肉のエネルギーは糖質です。
ですから、
運動後のタイミングでとった糖質は、
脂肪細胞よりも筋肉細胞に優先的に運ばれるため、
運動後は糖質を多めに食べても太りません。
特に、筋トレの後に
糖質たっぷりの食事をとることは、
筋肉にとっては最高の栄養摂取です。
ただし、
脂質を増やすと単純に太るので
気を付けてください。
外食でタンパク質を取るのを諦めると楽!
外食では、タンパク質を取ることが、非常に難しいです。
ほぼ不可能です。
ムリして外食でタンパク質を取ろうと考えると、
いけるお店が無くなって、
ストレスになってしまいます。
なので、
タンパク質は無理にとろうとせずに、
プロテインで補うことも選択肢に入れると良いでしょう。
そうすれば、
外食での選択の幅が増えるので、
精神的にずいぶん楽になりますよ。
外食を目的別で分けて考える
外食する目的は、次の3つに分けられると思います。
- 普段の食事
- 付き合いのため
- 楽しむため
1の場合は、
脂質が多いものを避けるとか、
ご飯が多すぎたら残すとか、
調整をして食べるようにします。
(私はなるべく調整していました)
2の場合は、
相手次第というのもあるでしょうが、
ある程度は調整できる部分もあると思います。
もし、食べることを強要してくる相手なら、
その人はあなたにとって、本当に大切な人なのでしょうか?
少し考えてみても、良いかも知れません。
3の場合は、
「どうしてもこれが食べたい!」
「前から気になっていたお店にやっと行けた!」
という場合が該当するので、
ちゃんと食べたいものを食べることが大切です。
「息抜き」の意味もあります。
ただし、
ハメを外して食べるのは週に1回にしましょう。
その分、思いっきり楽しむことです!
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
GRANdy代表パーソナルトレーナー阿部英明
阿部のパーソナルトレーニングは、神戸三宮のパーソナルジム「GRANdy(グランディ)」で受けていただけます。
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