こんにちは。パーソナルトレーナーの阿部です。
私自身、幼少からとても太っていたため、
体脂肪なんて無くなればいいのに!
と思ってました(笑)
でも体脂肪には重要な役割があるので、
今日はそのことをお話しようと思います。
「へ~、そうなんだ~」くらいに、
ぜひ気軽に読んでくださいね。
【目次】
体脂肪の役割①血糖値の調整
もし体脂肪がなかったら、
私たちは1日も生きていられないでしょうね。
食事をすると血糖値が上がります。
血糖値が上がりすぎる病気を
糖尿病と言います。
血液中に「糖」が多すぎて
おしっこに混ざってしまうのです。
体脂肪(=脂肪細胞)は、
血液中の余分な「糖」を中性脂肪に変換して
蓄える役割があります。
もし体脂肪がなければ、
血糖値は上がり続けます。
のどの渇き、けいれん、
やがては昏睡状態にまでなってしまいます。
私たちが普通にご飯を食べて
普通に生きていられるのは
体脂肪のおかげなんですよ。
体脂肪の役割②カロリーの貯蔵庫
体脂肪があるおかげで
しばらく食べなくても活動ができます。
もし体脂肪がなければ、
筋肉を分解してカロリーを取りだすしかありません。
問題は、失った筋肉は簡単には戻らないということ。
体脂肪は、
カロリーの出し入れにリスクがないため
カロリーの安定供給が可能となります。
このおかげで、
忙しくて食事の時間が遅れたり、
長い時間運動しても、
すぐにエネルギー切れで倒れたりしないのです。
まとめ
体脂肪は、血糖値の調整や、カロリーの出し入れを行っています。
他にも、
- 体温の保持
- 柔らかな見た目になる
などの役割もあります。
ありすぎると困るけど、無くてはならないもの。
そんなに嫌わずに、うまく付き合っていきたいですね。