神戸三宮のパーソナルトレーニングジム《GRANdy》代表の阿部英明です。
家を建てるときに、「材料も大工さんも、適当でいいで~す」と言う人はいないと思います。
でも、もっと大事なはずの、自分の体においてはどうでしょうか?
「家は一生もの」というけど、自分の体こそ一生ものです。
なりたい自分があるのなら、食べ物やトレーニングにもこだわらないといけません。
なぜダイエットで筋トレを行うのかと言うと、「筋肉をつけて痩せやすい体質を得る」ためと、「理想のボディラインを作る」ためです。
でも、筋トレだけしていても、理想の体にはなれません。
いくら筋トレしても、筋肉の材料になる「タンパク質」が足りなければ、筋肉はつかないからです。
もちろんタンパク質だけで筋肉は付かないです。
筋トレも栄養も、どっちも大事なんです。
【目次】
食べ物と筋トレ=材料と大工さん
ダイエットって、家を建てることとよく似ています。
・筋トレをする=大工さんが家を建てる
・食べ物=家の材料
それと、家を建てるときには必ず設計図がありますが、人の体においてはDNA(遺伝子)が設計図にあたります。
実際に家を建てていくときに、設計図どおりの家が建つかどうかは、用意した材料と、大工さんの腕次第ということです。
どんなに腕の良い大工さんでも、粗悪な材料や、材料が足りないと、良い家を建てることはできません。
逆に、どんなに最高の材料を用意しても、大工さんが素人だと材料を活かせません。
家が建つかどうかも怪しいです。
では、
筋トレと食べ物、どっちが大事ですか?
私ならどっちも大事です。
家は一生ものですが、自分の体こそ、まさに一生ものです。
自分の食べるものや、トレーニングにこだわらないのはおかしな話です。
食事制限でできるのは欠陥住宅
私たちの体は、様々な栄養素から作られます。
タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル、食物繊維、水、ファイトケミカル…
食物繊維やファイトケミカルは体を作る直接的な材料ではないけど、健康維持には欠かせないものです。
安易に食事制限をするということは、大切な栄養素(家なら材料)を失うということです。
筋肉が落ちて余計太りやすくなったり、体形が崩れたり、肌がボロボロになったり、皮膚がたるんだり…
家なら欠陥住宅です。
安易な食事制限はあなたをボロボロにしてしまいます。
筋トレ=働き者の大工さん
あなたが食べたもので、あなたの体は作られています。
食事からとった栄養素を、どのように構築するか?
そこが筋トレの役割です。
筋肉をつけたいなら筋トレをしましょう。
脂肪をつけたいならしなくて構いません。
筋トレをすることは、働き者の大工さんを雇うようなものです。
食べ物の栄養をつかって、どんどんかっこいい体を作っていくわけです。
逆に、筋トレをしないということは、怠け者の大工さんを雇うことです。
全然家を建ててくれないので、材料(食べ物)の使い道がありません。
使われなかった材料は、体脂肪になります。
ダイエットで有酸素運動はどうなの?
有酸素運動は、余分な体脂肪を落とすことができる運動です。
要するに、「使われなかった材料の排除」ですね。
大量の不要な材料を抱えているとしたら、有効な方法ですが、そもそも無駄なものをため込まないような食事を身に着けないと、また同じことが起こってしまいます。
有酸素運動でのダイエットは、「限定的な効果」と捉えてください。
根本解決は、食事や筋トレが担っています。
あなたは素晴らしい設計図を持っている!活かせていないだけ!
あなたは気が付いているでしょうか?
自分が素晴らしい設計図(DNA)を持っていることに。
え?そんな風には思えない?
いいえ、活かせていないだけですよ。
妥協してませんか?
あなたの体に相応しい良いものを食べて、筋トレをしてみてください。
最高の自分になりましょう!