こんにちは。阿部です。
パーソナルトレーナーをしています。
今日も見てくれてありがとうございます。
パーソナルトレーニングをした翌日にお客様から、
「あんなに運動したのに体重が増えました。大丈夫でしょうか?」
との質問をいただく事があります。今日はそれにお答えします。
ダイエット中の体重の変化全般については、前のブログで解説しているので、そちらも参照してほしいです。
↓
ダイエット中の体重の減り方について
それでは、トレーニングの翌日に体重が増える理由について説明します。
【目次】
トレーニング直後は筋肉が膨らむ
筋トレ直後に、筋肉が膨れたように感じたことはないでしょうか?
筋トレを終えて着替えてズボンを履いた時に、お尻や太ももが少しきつく感じられたら、それがまさにそうです。
「パンプアップ」とも呼ばれる現象で、筋肉に水分が溜まっているのです。
水分が溜まる理由は・・・
筋トレを行うと筋肉細胞にはADPや乳酸、二酸化炭素などの代謝物質が残ります。
このままでは筋肉細胞は正常に働けないため、これらを細胞の外に出したいのですが、これらはパッと細胞の外に出せません。
そのため、細胞内に水分を引きこみ濃度を調整します。(薄めるということ)
その結果、筋肉が一時的に膨れます。
筋トレ後は水分補給をしましょう!
この時は、筋肉の水分が増加している分、血液の水分が減っています。
さらにトレーニングによって血管が拡張してるため、血圧が下がっています。
汗をかいてなくても水分補給は必須です。
筋トレ後の筋肉の膨らみ(パンプアップ)や体重の増加は、たくさんのエネルギーを使って筋トレができた証拠です。
「しっかり筋トレができたんだ!」と喜んでもらって大丈夫です!
筋トレ&ダイエット、1か月経っても体重が減らない場合は?
筋トレを始めると、1~3週間で筋肉が大きくなります。
しかし、まだ筋肉がついたわけではありません。
キツイ筋トレをすると、筋肉はわずかに損傷します。
すると筋肉細胞の間の水分(間質液)が増加するため、筋肉は膨らみます。(筋肉が浮腫んでるような感じ)
当然、体重も増えることになります。
パーソナルトレーニングにおいても、初心者さんの場合、ダイエット自体はうまくいっていても、すぐに体重が減らなくて、1~2か月ほど経過してから体重が減り始めることがあります。
最初のころは、筋肉の水分増加と体脂肪の減少が、釣り合っていたためです。
筋トレに慣れて水分増加が収まってくると、ダイエットの成果が体重にも表れてきます。
やっていることが正しいなら大丈夫なので、焦らず続けてください。
筋トレするとすぐにメリハリがでる、けど…
ちなみに、筋肉に水分が溜まることと、太ることは全然違います。
ちゃんと筋肉がつくのは、もう少しトレーニングを続けてからになるけれど、見た目は筋肉がついたように見えるため、体にはメリハリができます。
パーソナルトレーニングを始めてすぐ(2~4週間)、体重は減ってないけど、引き締まって見える方が多いです。
ただし、あくまでも筋肉が水分で膨らんでできたメリハリなので、筋トレをやめたらすぐに元に戻ります。
今回はトレーニング翌日の体重増加の謎について解説してみました。
筋トレを始めてから1~2か月以内の体重増についても解説させていただきました。
私(阿部)の場合でも、毎日筋トレしているわけではないので、筋トレの翌日には1キロくらい体重が増えます。
体重の変化には様々な要因があるので、理論通りになるわけではありませんが、体重の変化が気になる方は参考にしてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
パーソナルトレーナー阿部英明
神戸三宮ダイエット専門パーソナルトレーニングジムGRANdy
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