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腹八分で食事が終えることが正しいのか?

こんにちは。阿部です。

パーソナルトレーナーをしています

今日も見てくれてありがとうございます。

「腹八分に食べる」という考え方は、私はいらないと思っています。

食べる量と、太る痩せるは、関係が無いからです。

太るか痩せるかはカロリー収支で決まる

摂取カロリーが消費カロリーよりも多ければ太るし、その逆なら痩せます。

食べる量は関係ありません。

 

例えば、
生クリームたっぷりのケーキは小さくても高カロリーで、野菜は量が多くても低カロリーですよね。

いくら腹八分の食事にしても、カロリーの高いものを食べていれば太ります。

逆に、どんなにたくさん食べても、カロリーが低ければ痩せます。

 

だからと言って、

低カロリーにさえすれば痩せられるかというと、そんなことはありません。

このあたりが、多くの人がダイエットに失敗したり、「ダイエットは難しい」と感じる部分だと思います。

 

カロリーよりもさらに大事な「栄養の量」

食べ物は胃腸で消化されて、5つの栄養素に分解されます。

それは次の5つで、五大栄養素と言われています。

・タンパク質
・脂質
・炭水化物
・ビタミン
・ミネラル

これらはさらに細かく分類できます。

例えば、タンパク質には9つの必須アミノ酸があるし、ビタミンにはA、B群、C、D、Eなどの種類があります。(さらに分類するとビタミンEだけで8種類あります!)
タンパク質やビタミン以外の栄養も、同じように細かく分類できます。

体にとっては、ひとつひとつが固有の役割を持った大切な栄養なので、1つでも量が不足していれば、それは栄養不足です。

 

栄養不足なのに、さらに食事制限するからツラい

食欲は、栄養摂取の必要があるから、湧いてくるものです。

(ストレス解消という目的もあります。)

ですから、
いくらたくさんの量を食べても、栄養が満たされなければ、いつまでも食欲は収まりません。

 

例えば、普通に食べた場合の栄養状況がコレだとします。

タンパク質とビタミンとミネラルが不足していて、脂質と炭水化物が過剰になっている状態を表しています。

この状態で食事量を減らすと、栄養状態がますます悪化するので、食欲は増進します。

・食事制限が続けられない
・余計に食べてしまう
・体調が悪くなる
という場合は、これが原因です。

栄養不足で体が正常に機能してないんです。

 

食欲を抑えたいなら、まず栄養不足を解消する!

「食欲を抑えたい」と思うのでされば、まずは足りない栄養を満たすことが先で、肉も野菜もしっかり食べて、必要ならサプリもとること。

栄養が満たされてくれば、今まで感じていた異常な食欲は、ウソのように消えてなくなります。

ただ、すぐにとは言えず、1~2週間ほどかかるので焦らない事です。

 

食事指導をさせていただくと、食事の量が増えることもあります。

「食べたら太る」と考えてしまう方には、しんどいことですが、頑張って食べてもらいます。

腹八分とかは関係ありません、無視です!

体に栄養を満たすために食べることがスタートです。

 

腹八分は、結果としてそうなるだけ

栄養が満たされるとどうなるかというと、「食べなくても平気」という気持ちが芽生えてきます。

とっても不思議な気分です。

いつも、というわけではありませんが、お腹が空かないことが増えてきます。

 

腹八分の食事とは、「八分目に減らしてやろう!」としてやるものではなくて、栄養を満たした結果として(時には心を満たした結果)、自然にそうなっていくものです。

腹八分なんてしなくて良いです。
お腹いっぱい食べたら良い!
でも食べるものは選びます。

少なくとも私(阿部)はそれで痩せてるし、それ以外の方法(つまり栄養を無視したダイエット)ではうまくいきません。

これが絶対というわけではないが、ひとつの方法だと思って、参考にしてください。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

パーソナルトレーナー阿部英明

阿部のパーソナルトレーニングは、神戸三宮のパーソナルジム「GRANdy」で受けていただけます。
予約制・完全個室のプライベート空間で、人の目を気にすることなくトレーニングしていただけます。
あなたが理想の体型を手に入れるまでサポートいたします。

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