神戸三宮のパーソナルトレーニングGRANdy(グランディ)
ダイエット専門トレーナーの阿部です。

体重増加やお腹のお肉が気になって「痩せよう」と思った時、「カロリーを減らそう」とか「カロリーを消費しよう」と考えるのではないでしょうか?

カロリーって、分かっているようで、いまいちよくわからないと思いませんか?

ということで今回は、「ダイエットでカロリーを増やす・減らすってこういうことだよ」という内容で書いてみます。

なんとなくダイエットとカロリーの全容がつかめるかと思います。

体脂肪を減らすための大原則は、

『摂取カロリー < 消費カロリー』

にすること。

摂取カロリーを減らして、消費カロリーを増やせばOK

なんですが…

実はそれほど単純でもなかったりするんです。

ダイエットで、カロリーについてやれることって、次の4つがあります。

  1. 摂取カロリーを減らす
  2. 摂取カロリー増やす
  3. 消費カロリーを減らす
  4. 消費カロリー増やす

「明らかにおかしいよ」というのも混ざってますよね?(消費カロリーを減らすとか…)

でも、これが意外と気付かない間にやってしまってる方が多いんです。

あなた自身が間違ったダイエットをしていないか?

チェックする意味で読んでいただけたらと思います。

摂取カロリーは、減らせば良いとは限らない

ダイエットにおいて、摂取カロリーを減らすのは、基本中の基本です。

摂取カロリーを減らすと、「体脂肪」がエネルギーとして使われるようになります。
これは誰もが意識して行っていることですね。

では、摂取カロリーを「増やす」のはどうでしょうか?
一般常識では、ダイエットで摂取カロリーを増やすなんて、ありえません。

でも、例外があります。

極端な低カロリーダイエットをしてしまっている方。

低カロリー状態にカラダが慣れてしまって、食べてないのに痩せなくなっていませんか?
強い疲労や、体調不良はありませんか?

このままでは、ダイエットどころではなくなります。

まずは摂取カロリーを正常に戻して、体調を戻しましょう。

体調がよくなり、ダイエット再開した時には、次のカロリー摂取を意識してください。

●基礎代謝以上のカロリーを摂取すること

摂取カロリーは増えてしまうかもしれませんが、健康的にダイエットを続けることができるので、結果的に大きな成果が手に入ります。

運動によるカロリー消費

カロリー消費といえば、「運動」ですよね。

有酸素運動と筋トレの2つがありますが、特性がかなり違います。

  • 短期的なカロリー消費
  • 長期的なカロリー消費

2つの視点で見る事で、それぞれの特性を理解しやすくなります。

有酸素運動のカロリー消費の特徴

有酸素運動(ランニングとか)は、短期的には消費カロリーを増やす運動です。
しかし、長期的には「う~ん…」ってなるんです。

なぜか?有酸素運動ってやりすぎると筋肉が落ちるんです。(疲労がたまるまでやらなければ大丈夫)
筋肉が落ちると代謝の低下します。
つまり、有酸素運動は、短期的には消費カロリーが増えるけど、長期的には消費カロリーが減るということです。

 

筋トレのカロリー消費の特徴

筋トレの恩恵は、筋肉がつくと代謝が上がること。
筋トレって、有酸素に比べると疲労がたまるので毎日はできませんから、短期的な消費カロリーは有酸素の方が上です。
長期的には消費カロリーが増えます。

食事制限が消費カロリーを減らす?

消費カロリーは、食事の摂取カロリーとも密接な関係があります。

摂取カロリーを減らせば減らすほど、体脂肪だけでなく、筋肉も落ちるんです。

大学の研究によると、食事制限を3か月行うと、筋肉の衰えが5年分加速することがわかっています。

人間の筋肉のピークは30歳ごろなんですね。
その後は1年に1%ずつ筋肉が衰えていくんです。

これが年齢を重ねるほど太りやすく痩せにくい原因なんです。

食事制限を頑張れば、短期的には痩せるかも知れませんが、長期的に見るとデメリットしか残りません。

太りやすくなっているんだから必ずリバウンドします。

 

リバウンドしないための摂取カロリーとは?

ダイエットでの摂取カロリーには、最低限必要なカロリーがあります。

それは基礎代謝のカロリーです。

基礎代謝は聞いたことあるのではないでしょうか?
生命維持に必要なカロリー、1日寝ていても消費するカロリーのことです。

健康的に痩せるために必要なカロリーです。

一般女性は1000~1300キロカロリーくらい。
一般男性は1500~1700キロカロリーくらいです。

 

10代や20代のときにうまくいったダイエットが、30代以降になると通用しない…ということはよくあることです。

一度落ちた筋肉が自動的に戻ってくれていたのは20代まで。(20代もあやしいですが…)
30代からは筋トレも必須になってきます。

心配しないでください。
筋トレすれば20代のころ以上のスタイルになることもできます。
30代からは長期的な視点でダイエットしていきましょう。

ダイエットに関するカロリーまとめ

ダイエットの原則は、『摂取カロリー < 消費カロリー』

運動や食事のやり方によって、4つの現象が起こる。

  1. 摂取カロリーを減らす
  2. 摂取カロリー増やす
  3. 消費カロリーを減らす
  4. 消費カロリー増やす

良かれと思ってやったことが、悪い結果を招くこともあるので、長期的な視点も大事です。

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

【三宮駅から徒歩6分】
ダイエット専門パーソナルトレーニングジム「GRANdy(グランディ)」
代表トレーナー阿部英明

パーソナルトレーニングにご興味のある方は
体験トレーニング】を受けてみてくださいね。

あなたにお会いできるのを楽しみにしています!