週1回60分の筋トレと我慢しない食事管理で |
お仕事や人間関係のストレスで
毎日過剰に食べるのがやめられない。
どんどん太る自分に絶望を感じてしまう…
こういう状況にあるのを
「気持ちの問題じゃないの?」
と言う人がいるが、それは間違いです。
「なんとかしなければ…」
という気持ちは、
あなた自身が誰よりも強く持っているはずです。
しかし、
「なんとかしなければ」という焦りが、
ますますストレスを助長する可能性もあるので
慎重な行動が求められます。
ストレスの根源を取り除くのが
最も有効な手段であるのは疑いようもありません。
だけど多くの場合、
それが一番難しい問題でもあるでしょう。
・仕事を辞める?
・人付き合いを変える?
どれも難しい判断を迫られますし、
身動きが取れないと感じてしまい
更なるストレスから過食行動を引き起こすかもしれません。
このような場合、
僕が大事だと思っていることは、次の2つです。
- できることからやる
- 根拠のあるアプローチをとる
こんがらがってしまった糸を
少しずつ解いていくような
根気強く取り組む必要があります。
だが確実に解くことはできるのです。
ここで僕自身の話を聞いてくれませんか?
過去にストレスから食べることがやめられず
30kg太った時の話です。
僕は幼少から肥満でした。
何度かダイエットにチャレンジしましたが
20歳の時にはしゃがむと息ができなくなり、
危機感から一念発起して
ダイエットを開始しました。
筋トレと栄養摂取について独学、
1年かけて26kg痩せることが出来ました。
その後、10年近くはキープができていました。
しかし、30歳手前の頃
仕事でストレスを感じるようになり、
毎晩寝る前に菓子パンを2〜3個
食べてしまうという生活に陥りました。
「朝になるとまた仕事…」
「せめて夜くらいは自分の時間を持ちたい…」
と考え、夜ふかしが多くなったんです。
そして、
手軽に食べられる菓子パンに手が伸びるように…
気がつけば毎晩2個3個と食べていました。
それがいけないことで、
やめなければいけないことは、
自分自身が一番わかっています。
でも、やめられないんです。
晩御飯を減らしたりもしました。
実は、これは絶対にやってはいけないことです。
なぜなら菓子パンを食べる口実を
自分自身に与えてしまうからです。
罪悪感から翌朝の食事を減らしたりするのですが、
さらに菓子パンを食べてしまう状況を
作ったに過ぎませんでした。
数々失敗を繰り返しながらも
僕がとったアプローチでうまく行ったものがありました。
「体を動かす」という単純なものでした。
体を動かすと、
その時だけは嫌なことを忘れられます。
自分自身と向き合うための良い時間にもなりました。
程よい疲労感も得られ、眠気を誘ってくれます。
僕は「筋トレ」を行うようにしたのですが
これが良かったのです。
筋トレを行った日は
晩御飯をお腹いっぱいに食べることにしました。
筋トレをすると筋肉への栄養供給が優先されるので
脂肪がつきにくいという利点があります。
それに何より、
お腹いっぱいにすることにより
菓子パンを食べたい欲求を減らすことになります!
単純に胃がパンパンなので
余計なものが入らないだけなんですけどね!
菓子パンを栄養学的に見ますと、
糖質が豊富で、
消化吸収が早くて、
血糖値が上がりやすい
という特徴があります。
血糖値は急激に上がると、
その後急激に下がるのですが、
この際に強烈な空腹を感じるのです。
つまり、菓子パンを1個食べることによって、
2個目3個目と食べたい欲求が連鎖するということです。
悪習慣を断ち切るためには
なんとしても最初の1個目を口にしてはいけないのです。
ダイエットでは血糖値のコントロールは
非常に重要な要素となっています。
ここまで、
・運動(筋トレ)をする
・晩御飯をお腹いっぱい食べる
によって、菓子パンを遠ざけることに成功しました。
そもそも、菓子パン自体
美味しいし好きではあるのですが、
当時どうしても食べたくて食べていたわけではありません。
ストレス解消のための始めた「習慣」なんですね。
口にしなくなってしばらく…
そうですね、1週間か、1ヶ月か経った頃には
すっかり「食べない方の習慣」がついていました。
「晩御飯をお腹いっぱい食べる」
これが心配という方もいるでしょう。
これは「優先順位の問題」と捉えます。
菓子パンを3個食べると約1000kcalにもなるんですね。
晩御飯でいつもより1000kcalも
余分に食べるのはまず無理です。
だったらまずは、
菓子パンをやめるのが最優先です。
他のことには少々目を瞑ることも大切。
優先順位を間違えてはいけないのです。
体が栄養で満たされてくると
余計な食欲を感じにくくなるのです。
すると自然に、
毎日お腹いっぱいに食べなくても平気になってきます。
筋トレによって体つきも変わってきて、
その頃には自然とモチベーションも湧いてきます!
ストレスの根源の解消は、
僕の場合はこの段階、
つまり、
ある程度自分でストレス解消や
コントロールができるようになってからのことでした。
キッパリ(悩んだけど)仕事を辞めました。
(その会社1年後に無くなってました…)
ストレスで食べるのをやめられない状態を
こんなふうに克服してきたのです。
僕自身のことばかり
長々と話し過ぎてごめんなさい。
退屈だったかもしれませんね。
でも、ストレスで食べるのが止められない方の
解消のヒントになればと思って書きました。
実は、
ストレスで食べすぎることは必要なこと
だと思っているんです。
食べることで少しでもストレスを発散していなければ
心が壊れてしまうかもしれないから。
人はそうやって心のバランスをとって生きているんですよ。
なので、無理やりやめようとするのではなくて
できることからアプローチをかけて
自然に過食が止まるように持っていくんです。
ストレス過食に対して
僕が大事だと思っていることは次の2つ。
- できることからやる
- 根拠のあるアプローチをとる
これはこのような経験からきているんです。
正直これが正しいかはわかりません。
でもあなたの助けになれば嬉しいな。
人に話すことも良いストレス解消になりますから、
僕でよければ聞かせてくださいね。