こんにちは。阿部英明です。
「チョコレートには疲労回復効果がある。」
そんなことを聞いた私は、「え？」と思っちゃいました。
なぜなら、チョコレートで疲労が回復したことなんて無いんですよね～。
疲労と言っても、精神的な疲労と、肉体的な疲労があります。
精神的な疲労には、チョコレート好きには疲労回復になるはず。
だけど、肉体的な疲労には、あんまりオススメできないかな。
【目次】
疲労回復にはブドウ糖
肉体的な疲労を軽減するためには、ブドウ糖をとるのが超有効です。
身近なところだと、お菓子のラムネがブドウ糖で出来ています。
大人になるとあまり食べないけど、疲れている時には結構良いんです。
他には、お米やパンに含まれている、デンプン。
デンプンは消化されると、ブドウ糖になります。
消化吸収されたブドウ糖は、筋肉でエネルギー源として使われるんです。
逆に、ブドウ糖が不足することで、筋肉はエネルギー源を失うため、疲労感がでるんです。
チョコレートに含まれる糖は『砂糖』です
『砂糖』は消化によって、『ブドウ糖』と『果糖』という、2種類の糖に分解されます。
疲労回復効果の高いブドウ糖は、半分しか含まれてません。
「疲れたときには甘いもの！」
なんて言うけど、
ブドウ糖の甘さは、果糖の半分ほどなので、
甘さほどほどが正解だったりします（笑）
疲労回復にはオススメなのはお米
疲れたときに本当にオススメなのは、お米です。
お米のデンプンは消化されると『ブドウ糖』になります。
他に余計なものが入っていないので、本当にお米はおススメです。
糖質制限とかしちゃうと、すごい疲れませんか？
それはきっとブドウ糖が不足しているからなんです。
健康あってのダイエットなので、しっかりお米食べてくださいね。
お米食べながら痩せる方法についてはコチラも参照してください。
カカオのポリフェノールは動脈硬化を予防する
チョコレートはカカオの実から作られてます。
カカオにはポリフェノールが豊富に含まれています。
ポリフェノールというのは、植物に含まれる色素の一種です。
ポリフェノールといえば、ブドウも有名ですね。
ポリフェノールは体内に入ると、抗酸化物質として、活性酸素から血管などを守ってくれます。
活性酸素は「動脈硬化の原因」ですから、チョコレートには動脈硬化を予防する働きが期待できます。
とはいっても、チョコレートは脂肪分が多いのでカロリーが高く、食べ過ぎは禁物。
食べるのはひとかけら（10ｇ）程度にして、抗酸化物質をたっぷり含む緑黄色野菜をしっかり食べましょう！
健康のキーワードは『野菜の色素』ですよ！
