こんにちは。

神戸三宮「ダイエット専門」パーソナルトレーニングジムＧＲＡＮｄｙ代表の阿部英明（あべひであき）です。

うちのジムの近くに卵屋さんがあるんです。

いろんな卵があって、
ダブルだかツインだか名前は忘れたけど、
これってたぶん黄身が２個入っているレアな卵ですよね？（なぜか質問してる）

さすが専門店。

まあ、

普通の卵を１パック買って、
トレーニングの後に
ゆで卵にして食べたんですが、

やっぱり卵って、

栄養豊富だし、
腹持ちが良いし、
コスパ高いし、
お手軽だし、
保存がきくしで、

カラダ作りには最高の食材なんです。

卵が苦手じゃなければ、
１日１個、
食べるのをおすすめします。

卵で栄養を増やす→トレーニング効果アップ→引き締まる！

お客様にもおすすめしていて、
1日1個だけ「ゆで卵」を食べ始めてから
引き締まりだした方もいました。

あれは、
パーソナルトレーニングを開始してから
２ヶ月経った頃でしたが、

まだあんまり見た目には変化が（特にお腹）
表れていなかったんです。

お客様もちょっと焦り気味で、
「何とかしないと・・・」という感じです。

こんなとき
ダイエットの常識に従うなら、

”食事量を減らす”

”カロリーを減らす”

”運動量を増やす”

という選択をする人が多いと思います。

でも、

お客様の食事内容を分析したら
けっして食べ過ぎているわけではなかったので、

「これ以上カロリーを減らすべきではない」
と判断しました。

というのも、

カロリーを減らせば、短期的には痩せます。

けれど、

その状態は長くは続きません。

続けられないダイエットは
必ず元に戻ってしまいます。

そこでカロリーではなく
”栄養”に注目したんです。

このお客様の食事の栄養を分析すると、
タンパク質がやや少ない。

それと、

コレステロールも
もう少し取ったほうが良さそうでした。

その両方を一度に取れる食材が

”卵”

だったんです。

コレステロールは”いい人”

コレステロールなんて聞くと

「血管が詰まる」

というイメージがあるかもしれませんが、

コレステロールが血管壁にくっつくのは、
傷んだ血管の修復のためで、
コレステロールは”いい人”なんですね。

とはいえ、
過剰に血管壁につくのはまずいです。

コレステロールは”糖”とくっつくと（”糖化”といいます）
血管を傷つけるようになるので、

過剰な糖分の摂取を抑えたほうが
血管を守ることができます。

コレステロールには血管を守る以外にも、

・脳や神経、細胞膜の材料
・脂肪の消化
・ビタミンＡ、Ｄ、Ｅ、Ｋの代謝
・ビタミンDの生成
・ホルモン分泌

などの働きがあります。

 

コレステロールが材料のホルモンは

『ステロイドホルモン』

と呼ばれていて、

筋肉をつける働きがある『テストステロン』も
ステロイドホルモンの一種です。

ステロイドホルモンは別名「男性ホルモン」、

男性が女性より筋肉質なのは
このホルモンが多いからなんです。

ちなみに、

女性ホルモンも
ステロイドホルモンの一種です。

正常なホルモン分泌のためには
材料であるコレステロールが欠かせません。

このようにコレステロールは
とても大切な栄養素なのです。

 

体内で必要になるコレステロールの８０％は
肝臓で合成されていますが、

残りの２０％は食事からとる必要があります。

そこで卵の出番と言うわけです。

他にコレステロールが多い食べ物は

イカやエビ

などがあります。

 

コレステロールは体内で合成できるため
大量摂取の必要はありませんが、

食べ過ぎても肝臓で再吸収されるので、
健康な人なら心配はいりません。

（お医者さんの指導を優先してください）

今日もニワトリさんに感謝！

卵１個のカロリーは９０キロカロリーくらいです。

タンパク質７グラムに、
脂質は６グラム。

糖質はほぼ０だけど、
脂質が多いので意外と高カロリーです。

だけど、

１日１個の卵を食べるようにしてから
トレーニングの効果が体形に表れたように、

カロリー以上に
栄養摂取は大切なことです。

いくらトレーニングしても
栄養摂取がダメだと結果は出ません。

トレーニングと栄養摂取の歯車が噛み合ってこそ
望んだ結果が得られるのです。

 

あくまでもこれは一つの事例であり、
アドバイス内容に個々に変わります。

それを置いても、

１日１個の卵が、

綺麗な筋肉、
綺麗な体作りの

強い味方になってくれるのは間違いありません。

満腹感や腹持ちもめちゃくちゃ良いしね！

今日もニワトリさんに感謝して
美味しくいただきましょう！