こんにちは。

パーソナルトレーナーの阿部英明です。

 

「ダイエット中でも甘いものを食べたい!」

その気持ち、よく分かります。

 

私も甘いものには目がありません。

 

私は過去に、

26kgのダイエットを経験しましたが、

その時でさえほぼ毎日甘いものを食べていました。

 

それでもダイエットに成功できたのは、

『甘いものを食べても太らない秘密』

を知っていたからです。

 

その秘密をお伝えしましょう。

 

甘いものの「栄養」分類

まず最初に、「甘いもの」を『栄養』として分類します。

 

甘いものは、栄養でいうと「糖質」になります。

小麦粉や砂糖は「糖質」です。

和菓子だと”もち米”、これも「糖質」です。

 

糖質は三大栄養素の一つです。

三大栄養素
・タンパク質
・脂質
・糖質(炭水化物とも)

糖質は、人間にとって重要な栄養の一つなのです。

太らない秘密①トータルバランス

一般的には、

1日に摂取しているカロリーのうち

50~60%は糖質から摂取しています。

 

ダイエット中には、

40%ほどに減らすと良いです。

(個人差ありです)

 

それでも40%は糖質を食べるわけ。

 

40%を超えなければ、

甘いものを食べても大丈夫です。

 

1日トータルで栄養バランスが取れていれば、

甘いものを食べてもダイエットはできるのです。

 

太らない秘密②食べるタイミング

甘いもの(=糖質)を食べる

ベストタイミングがあります。

 

このタイミングだけは、

むしろ積極的に食べたほうが良いんです。

 

筋トレの後です。

 

筋トレの主なエネルギー源は「糖質」

筋トレ後の筋肉は、糖質が枯渇しています。

 

だから筋トレ後は

糖質が筋肉に優先的に運ばれるため、

体脂肪になりにくいんです。

 

しかも、

筋肉をつけるためにも

糖質は超重要です!

 

筋肉をつけるためにはタンパク質(=プロテイン)

だけではだめで、

糖質とセットでとることで筋肉がつくのです。

 

せっかく筋トレしても

糖質を取らなければ

効果半減になってしまいます。

筋トレの後は積極的に糖質をとるようにしましょう。

甘いものを食べると太る仕組み

甘いもの(=糖質)を食べると太る仕組み

についても知っておきましょう。

 

糖質を食べると、体内では

いくつかの『反応』がおこります。

 

オレンジの線に注目して下のグラフを見てください。

オレンジの線は血糖値を表しています。

糖質を食べると血糖値が上がります。

 

すると「インスリン」が分泌されます。

インスリンとは
血糖値が上がるとすい臓から分泌されるホルモン。
脂肪細胞と筋肉細胞への「糖」の取り込みを促進させて、血糖値を下げる役割をしている。

 

過剰な糖質はすべて

「脂肪細胞」に取り込まれるため、

糖質を摂りすぎると「太る」というわけです。

止まらない食欲の連鎖

せっかくなので、

過去に私が陥って30kgも太った

「食欲の連鎖」についても説明しましょうか。

 

先ほどと同じグラフです。

オレンジの線(=血糖値)を見てください。

血糖値が上がると、インスリンが分泌されて、血糖値が下がります。

この血糖値が下がるときに、空腹を感じるようになります。

 

空腹を感じると、

また食べたくなります。

 

そしてまた空腹を感じると。

 

これが「食欲の連鎖」です。

 

甘いものは消化吸収が速いので、
このサイクルが短い時間で繰り返されます。

 

私は過去に菓子パンでこの状態に陥り、

大変な目にあいました。。

 

その時のことを詳しく書いています。
→菓子パン中毒で30kg太りました

 

分かっていても止められないので、あなたも十分に注意してくださいね。

 

神戸市ダイエット専門パーソナルトレーニング

パーソナルトレーナー阿部英明